1年生の授業は一般教養
九州大学では専門的な科目は1年目ではほとんど行っていません.
東大が1年時に一般教養を習うのは有名ですが,実は九州大学にもそのシステムはあるのです.
その科目は「基幹教育」という名前で,入学した学生は全員受講します.
「基幹教育」について,聞いたこともない人もいると思うので詳しく紹介してきます.
基幹教育科目とはどういった科目?
九州大学の基幹教育とは
新たな知や技能を創出し、未知なる問題をも解決していくための幹となる、「ものの見方・考え方・学び方」を学ぶこと
九州大学_ホームページより
だそうです.
一言で言うなら,基幹教育とは「新しい知識やスキルを学ぶために必要な考え方」を学ぶ科目です.
他の大学では一般教養の授業として扱われている科目でもあります.
幅広い知識を身につけるための授業で,
自分の選んだ学部とは関係なしに学ぶ授業でもあります.
ただ,2年生以降の専門的な授業の準備としてセレクトされている授業もいくつかあります.
1年生での授業科目
1年生では専攻の単位をとることは少ないので,その代わりに基幹教育科目を多く取ります.
主な授業の科目としては主に5つ挙げられます.
- 文系科目
文系科目では心理学や社会学,経済学など,文系の人が学習するような科目を学ぶことができます.
- 理系科目
理系科目では身の回りの化学や物理についてなど,文系の人でもわかりやすい内容についての授業だったり,線形代数学や微分積分学など,理系専門とする学生でも難しいような内容の授業を学ぶことができます.
- 体育
体育では50m走などの体力の測定を行ったり,高校の授業のように,バレーや卓球などの球技をすることもあります.
- 英語
- 第二外国語
こうしてみると高校までの授業とあまり変わりませんね.
高校までの授業と違うのは第二外国語ぐらいでしょうか.
第二外国語については以下の記事にまとめていますので参考にしてみてください.
1年生は5つの科目の中から授業を選択していきます.
ちなみに所属する学部によって,選択する科目の割合は大きく異なります.
ちなみに私は工学部なので,理系科目の授業を多めに取ることが多かったです.
コメント