伊都キャンパスは福岡県福岡市西区に位置する九州大学のキャンパスです.
2018年に移転が完了したばかりの新しいキャンパスです.
九州大学の伊都キャンパスは福岡市の端にあり,不便と聞くことも多いです.
実際に九大生がどのような特徴があるのかお伝えしていきます.
この記事は受験生の志望校選びなどの参考になればと思います.
伊都キャンパスのメリット3選
①キャンパスがあたらしい!キレイ!
先ほども記述した通り,伊都キャンパスの移転は2018年に移転したばかりで国公立大学の中でも比較的新しいです.
学部ごとに建物が分かれていて,それぞれがデザインや大きさに違いがあり,どれもキレイな建物です.
伊都キャンパスについてすぐ,「九州大学」と書かれた有名な石碑があります.
この石碑は理学部棟とセンター館がバックにあり,ゲームのモデルとなったりもしています.
九州大学の入学式や卒業式などでは列ができるほどの撮影スポットとなってます.
伊都キャンパスに来たらぜひ石碑の前で写真を撮ってみてください.
②生活がしやすい
九州大学にくる多くの人は,県外からなどで一人暮らしをすると思います.
最寄りのJRの駅付近には飲食店やスーパー,ドラッグストアなどがたくさんあります.
特に,九大学研都市駅の隣にあるイオンではなんでも揃います.
日用品を買い足すときや,自炊のための買い物など,日常的に必要なものは全て駅付近で買うことができます.
今も発展途上の街ですので,将来的にはかなり生活しやすい街になるでしょう.
また,食事付きの寮などもあり,「一人暮らしが不安」という方にも安心な環境が整えられています.
③自然が豊か
伊都キャンパスは山を切り開いてできたキャンパスで,周囲は森に囲まれています.
駅からの距離もあるので,騒音や混雑のおそれがなく,ゆったりとしたキャンパスライフが遅れることでしょう.
また,糸島市のすぐ近くのキャンパスでもあるので,海にも囲われているキャンパスとなっています.
海の近くでバーベキューができる場所や海水浴場なども完備されており,ぜひ行ってみてほしいです.
糸島は福岡の有名な観光名所ともなっているので,学生のうちに訪れてみるのもおすすめです.
伊都キャンパスのデメリット3選
①中心地から遠い
福岡県の中心地は天神駅や博多駅付近ですが,
伊都キャンパスはこんなに遠くにあります.
伊都キャンパスからはバスで直通となっていますが,40〜50分かかり,最寄のJRの駅からでも30分ほどかかります.
また,移動の時間だけでなく,交通費が往復千円は超えてしまうので,不便と言っていいでしょう.
特にアルバイトを博多や天神でしたいという方も多いでしょう.
ただ,博多や天神でアルバイトをしようとすると,交通費や時間のロスがあり,効率よく稼ぐことが難しくなってくるでしょう.
②最寄り駅までも遠い
伊都キャンパスは地図の通り,最寄の駅からだいぶ遠いです.
自転車やバスだと20分,徒歩だと駅まで40分ほどかかります.
バスは往復で500円ほどの値段で,待ち時間は多いときだと10分ごとに来ます.
バス通学をする人は定期券を買っておくことをオススメします.
スーパーなど,主要なお店は伊都キャンパス付近にはないので,大学周りに家がある人は不便さを覚えるでしょう.
自転車や原付を持っていない場合,基本的にバスの時間に合わせての行動になるので不便です.
自転車を持っていればそれほど時間の制約もなく,少し距離が長いと感じるだけですむでしょう.
伊都キャンパス付近は坂道があるため立地的には少ししんどいです.
また,雨の日は多くの学生などが同時にバスに乗るため,混雑があり,乗れないこともあるでしょう.
おすすめは九大学研都市駅か,周船寺駅付近の家を選ぶことです.
③キャンパス内が広い
九州大学は全国の国立大学で3位の敷地面積をもち,伊都キャンパスに関しては日本1位のキャンパス面積を持ちます.
このようにキャンパスの大きさをメリットとして捉えることもできますが,キャンパスが大きいことは基本的にデメリットとなりうるでしょう.
デメリットとしては移動までのめんどくささです.大学の授業は出席することが大事なので,出席までのハードルは小さいに越したことはありません.
先ほどは一番近いセンターゾーンからの距離で駅までの距離を説明しましたが,実際は一番遠い農学部だと追加で10分は多くなります.
結論
まとめると,九州大学の伊都キャンパスは
- 都会でたくさん遊びたい
- 自転車や原付がない
という人には移動の面で不便に感じるキャンパスでしょう.
ですが,移動の不便さ以外はいいところが多く
- 勉強をしっかりしたい
- 田舎が好き
- 都会に行くのはたまにでいい
という人にはぴったりのキャンパスとなっています.
この記事が志望校選びの参考サイトとなればいいと思っています.
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